ART THERAPY
アートセラピーとは
アートセラピー(芸術療法)は元来、精神疾患をはじめ様々な病状に応用される専門家による高度な技術として、欧米やカナダでは、福祉、教育、司法、医療現場などで取り入れている治療技法の1つで、心のケアに役立つ心理療法です。
心理的な治療を目的としたものばかりではなく、健康な人の悩みや苦しみを癒し自己成長や自分らしさを取り戻すことにも役立ちます。
アートセラピーの効果
絵が上手い下手などは全く関係ありません。絵の具やクレヨン、粘土や羊毛など様々な素材を使用しながら、思いのまま表現することで、心が整理されたり解放されたり、自分自身の新しい気づきがあるかもしれません。
右脳を刺激することで色々な感覚を活性化することも期待できます。
- 感情の解放~カタルシス
- 葛藤や混乱した思考の整理
- 自尊感情を高める
- 好奇心 意欲の回復 リカバリー
プロセスそのものが心のケアにも繋がります。
アートカウンセリング
アートカウンセリングは、絵や造形などによるアート表現を使ったカウンセリングです。
<効果>
- 自然と気持ちが伝わりやすい
- 比喩的に思いを伝えられる
- 言葉では表現できない部分=心(思いや感覚)を形に表現することで対話が可能になる
- 問題や悩みを変容させることができる
- アート表現を媒介とすることにより、クライアントの心の過程がアートに現れるので、セラピストとクライアントとの関係が安定しやすい